あのときの、ほら!あれ、あれ!

SIer勤務のAWSなエンジニア(父)が好きなことをアウトプットして人生のなにがしかに役立てたり役立てなかったりするブログ

【AWS-ElastiCache】MemchachedとRedisの比較

○MemchachedとRedisの比較

【AmazonElastiCacheのキャッシュエンジン】
  • Memchached

  • Redis

【共通】
  • インメモリキー/バリュー型

  • キャッシュクラスター/レプリケーショングループの作成後に、新しいエンジンバージョンにアップグレードできるが、ダウングレードは不可  →以前のバージョンを使用する場合は、既存のクラスター/グループを削除後に古いバージョンで再作成する

【Memchachedが推奨されるユースケース
  • シンプルなモデルが必要

  • 複数のコアまたはスレッドを持つ大きなノードを実行する必要がある

  • システムでの需要の増減に応じてノードをスケールする必要がある(追加/削除)

  • データベースなどのオブジェクトをキャッシュする必要がある

<具体的特徴>  マルチスレッド対応  データ型:シンプル

【Redisが推奨されるユースケース
  • 暗号化が必要(3.2.6/4.0.10以降対応)

  • コンプライアンス認定(3.2.6/4.0.10以降対応)

  • ノードタイプアップグレードが必要(クラスターモードが無効の場合のみ対応可能)

  • 高可用性(レプリケーション)を持つ構成(クラスターモードが無効の場合のみ対応可能)

  • パブリック/サブ機能→?

  • バックアップ/復元

  • 地理空間インデックス作成(3.2.x以降)→?