ストレングス・ファインダー2.0をやってみました
こんにちは!
3連休ですが特に予定を入れずにのんびり休日を堪能しています、のがさです。 今日は本を読みふける日に設定しており、しばらく気になっていた 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう -ストレングス・ファインダー2.0』を読んでみた感想などを 残したいと思います。
読んでみた感想
本書は「欠点を克服すること」に価値を置くのではなく、「自身の持つ才能」を認知し、これを磨き「強み」に昇華することが 社会の中で自分になにが適しているのか把握することに繋がり、本当の自分を大きく飛躍させることができるとしています。 実際に本書のメインとなる「ストレングス・ファインダー2.0」のアセスメント(WEBで受ける性格診断のようなもの)を受けてみて感じたこととしては 何かのプロジェクトチームを形成する際にひとつの指標となり得ると感じました。 まず、アセスメントの結果を読んでみて自分の普段の行動・思考がポジティブに言語化される感覚が心地よく、自己肯定感がかなり高まります。 最近心理学系の本も読んでいるので確証バイアスがかかっているかなとも感じますが、それを踏まえても自己肯定感を高めてくれるという意味では一読の価値があると思います。 また、それぞれの強みに対して「行動アイデア」が用意されており、その中で強みを発揮することで誤解などを生みやすいシチュエーションや意識すべきことを提示してくれており より実践的な内容になっている点も好感が持てました。
読もうと思った経緯
本書は2001年に出版された第1弾である「ストレングス・ファインダー」の新版として2017年に出版されている。 もともとこういった自己啓発系の書籍は好みなので出版された当時に書店に並んでいるのを見て気になっていはいたものの 当時の私は「自己啓発疲れ」の状態で「同じようなことが書かれているんだろう」と少し穿った見方をしており結局購入には至らなかった覚えがあります。 そんな感じでなかなか手に取る機会を逸していたのですが 昨年11月に転職をして新しいプロジェクトへ配属されたこともあり、自分自身の存在価値を改めて考える日々が続いているところで 最近聞いているVoicyのワーママはるさんのワーママはるラジオの話題に度々出てきたり 会社で実施したチームビルディングのワークショップでプロジェクトメンバーの1人が本書の結果を引用して自己開示していたりと 頻繁にこの名前を聞く機会が増えたため、購入に至りました。
私の5つの強み
ストレングス・ファインダーの結果として得られた自分の強みとそれに対する自分なりの見解
親密性
「親密性」という資質は、あなたの人間関係に対する姿勢を説明します。 簡単に言えば、「親密性」という資質によっ て、あなたはすでに知っている人々に引き寄せられます
これはまさに。私は外交的な性格に見られがちですが、どちらかというと妻や旧来の友人との関係性を大切にしており ガンガン外に出て仲間を増やそうというタイプではありません。仕事でも社内での広い交流よりもプロジェクトメンバーとの コミュニケーションを大切にしているのでかなりしっくりきました。
目標志向
「私はどこに向かっているのか?」とあなたは自問します。毎日、この質問を繰り返します。目標志向という資質のた めに、あなたは明確な行き先を必要とします。行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があります。ですから毎年、毎月、さらに毎週でさえ、あなたは目標を設定します。
この目標志向という強みは、単に「自分で目標設定をしてそれに向けたアクションを取ることが得意」ということに留まらない捉え方を されているところに思わず「なるほど」と納得してしまいました。 というのも目標志向を持っている人は、議題・目的がはっきりしていない会議が苦手だったり、会議中の脱線が気になる性分らしく 話の本筋を維持することに焦点を当てて考えるそうです。 (アセスメントの中で「目標設定を毎週している」にあてはまると回答したけど実際は年単位の目標設定しかしていません。。)
慎重さ
あなたは用心深く、決して油断しません。あなたは自分のことをあまり話しません。あなたは世の中が予測できない 場所であることを知っています。
仕事の仕方に当てはまるかなと。自分の認識が正しいのかは仕事に取り掛かる前にうざいくらい聞いてしまいます。 あと信用できるまで自分の個人情報をさらけ出したりしません(誰でもそうだと思いますが…)
未来志向
「もし・・・だったら、どんなに素晴らしいだろうなぁ」と、あなたは水平線の向こうを目を細めてみつめることを愛する タイプの人です。未来はあなたを魅了します。
今のプロジェクトでも「こういう風に環境を変えたい」「こんな風にしたらもっと良くなる」を発信するのはよくしています。 ただ、行動アイデアには「人に受け入れられるには現実的な可能性に根差しているとき」 「<活発性>の資質の高い人とパートナーを組むことで、未来は今日のあなたの行動によって生み出されるものだということを思い出させてくれる」 という言葉は青写真を描きがちな私には本当にその通りで肝に銘じなければと感じました。
共感性
あなたは周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分自身の気持ちであるかのように感じることができます。
なんだかスピリチュアルな感じがしてきましたが、今のプロジェクトに配属されて2週間くらい経ったときに
プロジェクトメンバー(他社の方)と飲みに行った際に「(配属された)今のプロジェクトがどう見えているか」を質問されたときの
ことを思い出しました。
私はプロジェクトのメンバーそれぞれがどんな風に仕事に取り組んでいるように見えて、それがうまく組み合わさっているところと
軋轢が生じていると思われるところとその理由を話したのですが
質問したプロジェクトメンバーの方からすると、これがかなりの精度で当たっていたらしくとても驚かれました。
この共感性は「共感」とそのすべてに同意することは分けており(これを"同情"としています)、かなり共感(同意)できました。
これをどう活かすか
本書で認識できた才能は強みに昇華していくため、日々の業務や行動の中で意識的に発信していこうと思います。 また、行動アイデアにあったようなこの才能(強み)を発揮することで生まれうる誤解などにも目を向けることも大切にしていかなければいけません できればチームメンバー全員でそれぞれの才能(強み)をシェアしてみたいのですが なかなか難しいかもしれないので、すでにストレングス・ファインダーを実施済みのメンバーと自身の強みについて話してみようかなと思っています。